こばやし皮膚科クリニック 北九州市八幡東区高見

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ウイルス性疣贅(イボ)|疾患について

当院の治療方針

  • 手足のイボや、頭や体のとびでたイボは液体窒素凍結療法を行います。1−2週間に1回の間隔で治療を繰り返します。
  • イボが硬くなって凍結療法が効きにくい場合は、表面の硬くなった角質をとりのぞいてから、凍結療法を行います。角質を取り除くための塗り薬や貼り薬を使っていただく場合もあります。
  • 顔にできるイボは、種類によって、まず薬で治療するイボと、最初から凍結療法を行うイボがあります。

ケアのポイント

  • イボはウイルスの病気なので、免疫がつくと自然に治ります。自然に治るのを待つこともできますが、増えたり、大きくなって痛くなる場合には治療を行います。
  • イボは、1回の治療で治すことは難しく、何回も繰り返して治療を行う必要があります。
  • 液体窒素は、とても冷たいので、治療中は痛みとして感じます。治療後もジンジンした痛みを感じることがあります。
  • 液体窒素凍結療法後は、そのまま普段通りの生活をして下さい。薬も消毒も必要ありません。
  • 液体窒素凍結療法では反応が強いと水ぶくれや血まめを作ることもあります。
  • 治療をすると、イボは表面がかさぶたのようになり、とれていきますが、患部を触らないようにしてください。

ウイルス性イボについて

イボは、皮膚表面の小さな傷からヒト乳頭腫ウイルスが侵入して皮膚の細胞に感染しておこる病気です。人から人へ、また自分の皮膚の別の場所にうつります。ヒト乳頭腫ウイルスにはたくさんの種類があり、イボの形や性質、できやすい部位などに違いがあります。イボの種類によって、治療法が異なります。

足の裏にできた場合は、しばしばウオノメと間違えます。皮膚の深いところにイボのウイルスが入り込んでいるので、治りにくいです。

手や足の指にできるイボは、表面がザラザラして皮膚から盛り上がってきます。表面に黒い点がみえることがありますが、これはイボのウイルスによって飛び出てきた毛細血管です。この状態のイボは、表面を削ると血が出やすくなっています。

顔にできる平らなイボは、多発することが多く、赤灰色っぽくみえることもあります。凍結療法を行い、治った後にしばらくシミっぽい跡が残ることがあります。

その他に、陰部にできるイボがあります。陰部のイボは、塗り薬で治療する場合もあります。

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