こばやし皮膚科クリニック 北九州市八幡東区高見

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白癬(水虫、タムシ)|疾患について

当院の治療方針

  • 水虫もタムシも、診断には皮膚の表面をこすって、菌を顕微鏡で探す検査を行います。
  • 足白癬(水虫)は、塗り薬を最低3ヶ月塗ります。治りにくいタイプの場合は、飲み薬で治療します。
  • 体部白癬(タムシ)は、症状を見ながら塗り薬を最低1ヶ月塗ります。症状によっては、飲み薬で治療します。
  • 爪白癬の場合は、通常の塗り薬は効きにくいので、飲み薬か爪白癬専用の塗り薬で治療します。
  • 頭のタムシも、飲み薬で治療します。
  • 治療の効果を確認するため、治療後にも菌の検査をする場合があります。

ケアのポイント

  • 水虫かもしれない、と思ったら、何も薬を塗らずに検査を受けに来て下さい。薬を塗ってから検査をすると、正しい結果が出ません。
  • 水虫になった、ということは、身の回りに白癬菌が落ちている可能性があります。きれいに床掃除をして、足ふきマットやスリッパもきれいにしましょう。
  • 一緒に生活している人にも同じような症状があれば受診を勧めて下さい。
  • かゆみや症状が消えても、塗り薬は指示された期間続けて下さい。途中で止めると、菌が残るため再発します。
  • 外出先で裸足になった場合は、その日のうちに足をきれいに洗って下さい。健康な皮膚でも、白癬菌を踏んで2日間洗わないと水虫になります。
  • 足の裏に薬を塗ると、歩きにくいと感じるかもしれません。寝る直前に塗ったり、かかとには薬を薄く伸ばして塗ったりと工夫してみて下さい。
  • 糖尿病の人は、水虫がきっかけで、重い感染症を起こすことがあります。特にしっかりと治療をして、足のケアを心がけましょう。

白癬について

日本人の5人に1人は水虫にかかっていると考えられています。水虫の原因菌のほとんどは人から人へ感染するタイプで、直接皮膚が触れなくても、床に落ちた菌が足に付着して感染します。特にスリッパやマットは白癬菌が付きやすいため、注意が必要です。また、水虫はかゆい、と思われていますが、水虫の人の約半数はかゆくありません。かゆくないから大丈夫、とは言え無いのです。長期間治療をせずに放っておくと、爪の水虫になったり、足の裏全体が厚く硬くなる難治性の水虫になります。

爪の水虫は、飲み薬での治療が効果的です。水虫の飲み薬は肝臓に負担がかかりやすいため、定期的に血液検査で肝機能をチェックしながら治療を行います。飲み薬が飲めない場合は、爪専用の塗り薬で治療を行います。爪の水虫は、きれいな爪に生え変わるまで治療を行うので、治療期間が長くなります。

タムシは、体や腕、脚に赤い輪をかいたような発疹がでてくるため、ゼニタムシと呼ぶこともあります。股にできたものはインキンタムシと呼ばれていました。タムシは、自分の足の水虫から菌が広がって生じるもの、他の人のタムシから菌がついて生じるもの、動物から菌をうつされて生じるものがあります。動物からの場合、ネコ、イヌなどのペットのほか、ウシやウマからうつることもあります。人から人へうつるものとして、最近では、柔道やレスリングをする人のあいだでタムシが流行しています。 

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